差出人: Masayuki Nakamura [masa-nakamura@mpd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2005年2月12日土曜日 2:33
宛先: 銭湯ML
件名: 山喜旅館(伊東市東松原町)

ナカムラです。

今日(2/5)は、「山喜旅館(伊東市東松原町)」に行ってきました。
「東海館」から行ったけど、伊東駅からは、0.8キロ、10分程度です。

昭和15年築の木造3階建て。
12室50人収容のいかにも古風な温泉旅館。
ここ数年、「松喜旅館」など、古風な中型旅館が相次いで廃業してしまったようだ。
そんな中で貴重な旅館だと思う。

建物は、礎石に柱を載せただけという昔の構造。
階段は一枚板で組まれている。
銅板の洗面所、レトロなトイレの戸。
その他、戦前の照明器も多く残されている。

一人で泊まれて、そして一泊8400円という値段にも惹かれ、一泊することにした。
露天はないけど、41度、ポンプアップでの湧出量170リットル/分という適温で豊富な源泉を持っている。

浴室は、幅1間、奥行3間。設備は新しく、古風な部分はない。
奥に1間半四方の浴槽があって、湯が滝状に注がれている。
同量の湯が縁から流れ出ている。

源泉名は松原7号。弱食塩泉。
柔らかい湯であるけど、やはり、浴感というか強い印象はないお湯だ。
もちろん、いい湯ではある。

低価格なので食事は期待してなかったけど、「味の宿」を標榜しているらしく、質・量とも満足の行くものだった。
サービスも行き届いていた。
伝統的な和風旅館で法外な値段を取るでもなく、好感が持てた。

伊東には11の共同浴場がある。7つには七福神の大きな石像が立っている。
「湯川第一浴場」「湯川第二浴場」「湯川第三浴場」「松原浴場」「和田湯」の5つを見て回った。
値段は170円と200円のところが多く、安い。

今回は、気合が足りず、入浴できなかった。
街の魅力は、熱海ほどではなかったけど、また何回か来て共同浴場に挑戦しなければならない。










3階奥のトイレ
戸びらだけでなく、内部の窓の桟や金具類もオリジナルを保っている。


2階大広間脇の通路


宴会場は3部屋で構成される。小宴会場。


2階から3階へのメイン階段へ向かう通路


表から玄関を望む


黒い那智石は下駄で磨り減って平らになっている。


大広間の床の間


銅板が張られた古風な洗面所


菱形のガラスに細かな師匠が施されている


レトロな水栓


夕食、これに揚げ物が追加できた。
豪華ではないけど、質・量とも適切だった。


朝食


浴室